田原総一朗・現代ビジネス

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 23:30〜7:00白河夜船。73.9kg。ライ麦と芋パン、卵、ソーセージ、キャベツ、紫蘇ジュース、コーヒー、麦茶、ヨーグルトの朝ごはん。

 就寝前に国会が気になり久しぶりに、報道ステーションをみた。田原総一朗が出て、相変わらずエキセントリックに捲くし立てていたけれど、なかなか面白かった。とくに国会現場に張り付いている女性記者に質問するところが見せ場で、記者も動ぜず受け答えしていた。政治シーンに萌えるのはわかるけど、緩んだ口をクチャクチャ鳴らすのはやっぱり老人だな。

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みなみ あめん坊
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「引き裂かれた文科省」現役官僚たちの胸の内
官邸が怖くて口には出せないけれど…

【現代ビジネス】2017.6.15 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51955

ある後輩が意を決して言う。前川さんは本当に、ウソのつけない人なんです――。

彼らも前川氏のように、「黒は黒だ」と素直に言えれば、どれだけ楽になるだろう。「現役」である彼らにそれはできない。

佐川になるな、前川になれ

「今はただ、悲しいです。尊敬する先輩が、全国民から安倍政権の『政敵』であるかのように見られている。毎日、前川さんが『悪人』であるかのように報じられている。それが悲しい」

こう吐露するのは、文部科学省の中堅キャリア官僚だ。彼はこれまで、前川喜平・文部科学省前事務次官とも一緒に仕事をしてきた。

「前川の乱」をめぐって、文科官僚たちの心はいま、千々に乱れている。

前川氏は、安倍政権に対して堂々と弓を引いた。安倍政権が続く限り、文科省が「政敵」扱いされることは、もはや避けようがない。

だが――詳しくは後述するが、文科省の、とりわけ上層部にとって前川氏は、「文科の良心」といわれるほどの大きな存在だった。

その前川氏を官邸は、菅(義偉)官房長官は、さんざんに罵り、蔑み、自らの意のままに動く一部マスコミを利用して叩き潰そうとした。

それは、文科省の存在そのものを否定するのと同じだった。

「まさか菅官房長官が、前川さんのことをあんな風に言うなんて……聞きたくなかった。読売新聞の『出会い系バー』の記事についても、報じられた(5月)22日には、(省内では)『このタイミングで、おかしい』『どうしたんだろう』と、皆言い合っていたんです。

決して仕事場で口には出せませんが、われわれは今、不安の中で働いています。これからいったい、何を信じて働けばいいのか分からなくなってしまったからです」

官僚たちのオモテの能力や評価だけでなく、公安警察や内調(内閣情報調査室)を縦横無尽に用いて、ウラの行状まで調べ上げる。意に沿う者にはポストをもって遇し、刃向う者には冷や飯を食わす。

菅氏が事実上取り仕切る「内閣人事局」で、官僚の人事権を一元管理するのが、官邸のやり方である。

霞が関を支配するのは、このオレだ――菅氏の発する有形無形の圧力。今回、文科省はその見せしめになった。別の文科省ベテランキャリア官僚は、葛藤している。

「前川さんは、新人職員どころかバイトの子にまで、積極的に話しかけてあげたり、ざっくばらんに話ができる人です。別に『前川派』のような派閥があるわけじゃない。強いて言うなら、文科省には『前川派』しかないと言っても過言ではないほど慕われていました。

しかし今、前川さんの肩を持っていることが官邸に知れれば、官僚人生は終わる。

『(森友スキャンダルで意味不明な国会答弁を繰り返した、財務省理財局長の)佐川になるな、前川になれ』なんて言葉が出回っていますが、実際には私を含め、前川さんのあとに続く勇気がある官僚はゼロと言っていい。部下たちに迷惑がかかることも分かっていますから」

出会い系バーには何をしに?

事実、前川氏が分け隔てない上司であったとしても、中堅以下の官僚にとって事務次官は「雲の上」と称されるほど、遠い存在である。文科省の前で、退庁する若手官僚たちに話を聞くと、こんな批判もあった。

「正直、なんでいまさら、という感じです。現職(次官)の時に言うならまだわかりますが」

「前川さんは確かに人望のある人ですが、それにしても余計なことをしてくれた。この問題の尻拭いでてんやわんやですからね。国会対応も増えて、徹夜するのは僕らです」

「前川さんは、今は責任をとらなくていい民間人でしょ。でも火の粉は私たち現場に降りかかってくる。迷惑だと思っている同僚も多いですよ。この件に関しては、上から『しゃべるな』と言われてますんで、すみません」

彼らの言い分もまた、一面では真実だろう。だが冒頭の中堅キャリア官僚は、なぜ前川氏が、こうしたリスクを承知のうえで立ち上がったのかについて、「それは、官僚として忘れてはならない信念を冒されたからだ」と言う。

「(流出した文科省の)内部文書は、ああいったペーパーを事務方が作るのは通常業務の一環ですし、前川さんのところにそれが上がっていても、まったくおかしくない。

われわれ官僚にとって重要なのは、結論がどうなるかよりも、その過程で正しい議論がなされたかどうか。ですから前川さんは、別に安倍政権を潰したいとか、官邸に打撃を与えたいと思っているのではないはずです。

前川さんはあくまでも、われわれは誰のために仕事をしているのか、という『筋』を純粋に通したかった。根っからそういう人なんです」

歌舞伎町の「出会い系バー」で、夜な夜な女性に声をかけていた――菅氏は前川氏について、この一点のみを強調し、彼が教育行政マンの倫理に悖る人物だという「印象操作」を続けている。

前川氏は、「『女性の貧困』を身をもって知るために、実際に会って話を聞いてみたいと思って、お店を探して行ってみた」と話している。この説明自体には、耳を疑った国民も多かっただろう。

しかし、かつて前川氏の先輩として机を並べた元文科官僚の寺脇研氏は、こう証言する。

「まず前提として、彼は仕事が圧倒的にできる。人望だけで事務次官にはなれませんから。入省当時から、『これは将来の次官候補だな』と先輩たちから言われていました。

それに加えて、前川さんは『実地調査』が本当に好きなんです。私は30代の頃、福岡の教育委員会に出向していたのですが、当時の筑豊には貧しい方が大勢住んでいた。東京に戻って彼にその話をしたら、『ぜひ僕も見たい』と言うから、週末を使って連れて行ったことがあります。もちろん旅費は自費でした」

安倍はイヤイヤ次官にした

寺脇氏が把握しているだけでも、その後も前川氏は夜間中学、外国人学校、障害のある子供が通う学校、不登校の子供が通うフリースクールなど、時には公務として、時にはプライベートの時間を割いて、何度も現場に通っていたという。

さらに近年は、東日本大震災の被災地や、貧しい子供たちを支援するNPO団体にも、ボランティアとして素性を明かさずに足を運んでいた。

「だから、今回のことも彼らしいなと思った。あの会見のあと、電話して『君を疑うわけじゃないが、あんな言い訳をして、世間からどう思われるか分かってるのか』と言ったら『分かってますよ。菅さんにあんな風に言われるのも覚悟していました。でも本当なんだから、ああ言うしかなかった』と言って笑っていました。バカ正直な男なんです」(前出・寺脇氏)

前川氏が奈良にルーツを持つ素封家に生まれ、何不自由なく育ったことは、本誌前号でも報じた通り。そうした出自を含めて知っている前川氏の同輩たちの中に、彼の「出会い系バー通い」に呆れはするが、やましい点があると考える官僚は一人もいなかった。


ただ、前出と別の文科省キャリア官僚によれば、前川氏がかくも激しい官邸からの個人攻撃を受けることには、納得せざるを得ない面もあるという。

「前川さんは'94年から故・与謝野馨文部大臣の秘書官を務め、民主党の野田政権下で官房長になりました。しかし、'12年暮れに安倍政権が誕生したとたん『民主党寄り』と判断され、翌年夏の人事で外されています。官房長は役所と官邸の窓口にあたるポストですから。

その後も、前川さんは安倍政権について『法案の通し方が強引すぎる』などと批判的な意見を公言していたので、『これで次官の芽はなくなった』と見られていた。それが、昨年夏の人事で一転してトップです。与謝野さんと中曽根(康弘元総理)さんの取りなしがあったのだろう、と言われています」

前川氏の妹が、中曽根氏の長男で参議院議員の弘文氏に嫁いだことは、夙に知られている。

自らの「最終目標」として憲法改正をブチ上げた安倍総理は、同じ改憲派の「元祖」ともいうべき中曽根氏と微妙な関係にある。

かつて小泉政権時代、安倍総理は自民党幹事長として、「73歳定年」の勧告を中曽根氏に伝える役目を負った。それが、二人の間に影を落としているとみる自民党関係者も多い。

「民主党時代に重用された官僚は、大なり小なり公安の監視対象になっています。しかも前川さんは中曽根さんの姻戚で、政権にいちいち異議を唱える。安倍総理はイヤイヤ次官にはしたけど、面白くないのは当然です」(自民党閣僚経験者)

今年の1月、前川氏が事務次官を辞する直接の原因となったのは、文科官僚による組織的天下り問題の発覚だった。

その発端として政府の調査を受けた元高等教育局長・吉田大輔氏は、早稲田大学に教授として天下る以前、前川氏とともに加計学園の獣医学部新設に批判的な文科省幹部として知られていた。

「大学を担当する高等教育局長が私立大学に天下るのは異例ですし、斡旋を受けたことそのものについては、処分を免れない。これは文科官僚なら誰しもそう思います。

しかし、文科省だけが『狙い撃ち』されたことには、やはり一抹の疑念を抱かずにはいられません」(前出・文科省ベテランキャリア)

官邸と文科官僚の暗闘は、半年前から始まっていたのかもしれない。

「夏の人事」で何かが起きる

先述の通り、前川氏一人を潰したところで、文科省内部には無数の前川シンパが存在する。そして、たとえ堅く口をつぐんでいようと、文科省の現幹部の多くが、内心で「前川さんは立派だ」と拍手を送っていることを、官邸が把握していないはずがない。

菅氏と官邸が繰り出してくる次の一手は、ことによれば、文科省全体を焼き尽くし、二度と立ち上がれなくするような「浄化作戦」になる可能性がある。その兆候に気付いている官僚もいる。

「当然のことながら、官邸はわれわれの人事を握っています。特に安倍政権になってから、霞が関では『交流人事』と称して、まったく別の省庁の幹部がいきなり審議官以上の重要ポストに就くことも少なくありません。

『この夏は、前例がないほど大きな交流人事があるんじゃないか』ともっぱらの噂です」(前出・文科省中堅キャリア)

文科官僚は自らの職場を「三流官庁」と言って自嘲する。権力を握ってでかいことをしたい、大金を稼ぎたい、そういう連中は経産省や財務省に行けばいい。オレたちは、そんなふうに要領よくはやれない、と。先の中堅が続ける。

「私も人のことは言えませんが、文科にはマジメ一辺倒な人が多い。前川さんもそうです。前川さんがこれだけ叩かれても、文科官僚がどうすることもできないのは、『オレが国を変えてやる』という義憤だとか、政治的な根回しとかに今一つ疎いからでしょう」

賽は投げられた。抵抗しようがしまいが、安倍総理と菅氏は文科省をお構いなしに叩き潰そうとするだろう。前川氏のように「筋」を通すことが、彼の後輩たちにはできるだろうか。

「週刊現代」2017年6月17日号より



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by amenbou | 2017-06-15 09:16 | メディア | Trackback | Comments(0)