白人らが反省しないジェノサイドと略奪、支配

 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013年 7/11 NHK-BS)をみた。宇宙暦2259.55。USSエンタープライズ号のカーク船長は、スポック副船長など優秀な乗組員メンバーとともに仇のクリンゴンのみならず人造人間のカーンや宇宙艦隊マーカス提督との戦いに命がけで勝ち抜くという物語だった。宇宙空間をワープしたり転送装置を駆使したり重力そのものをコントロールできるという進化した未来なのに、最後に頼れるのは人間自身であるというのがこの映画が〝言いたい〟ところなのだ。しかし、このシリーズで気に入らないのはTV映画の時代から継承されている「宇宙とは最後のフロンティア。USSエンタープライズは航海に旅立つ。5年間の調査飛行で新しい宇宙を探り、新しい生命や文明をみつける。未踏の地に向けて勇敢な旅に出るのだ」と基調だ。口上は立派だが、志向と目的はコロンブスやバスコダガマらとちっとも変わらない。その先にあるのはジェノサイドと略奪・支配だ。アメリカ白人がフロンティアを云うとき、先住民や黒人、ヒスパニック、アジア人に対する罪悪感がみられない。ただし、この映画は、軍の提督の暴走、人造人間カーンが宇宙船で艦隊本部(サンフランシスコ)に突入するシーンは9・11を彷彿させるし、カーク船長が原子炉で被爆して死ぬというところは現実から目を反らさないという観点があって良い点だった。(60点)

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みなみ あめん坊
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防衛費また過去最高へ ムダな兵器を軍事専門家がチェック
【日刊ゲンダイ】2017.07.18 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209641

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 安倍政権がまたぞろ防衛費を増やそうとしている。防衛省は来年度予算の概算要求で5兆円超を計上する方針。安倍首相の再登板から6年連続の前年度比増となり、過去最大となる見通しだ。

「日本の防衛予算が増え続けている背景には、北朝鮮の核ミサイル開発や中国の海洋進出といった安全保障環境の変化があります。ただ、よく調べてみるとベラボーに高い兵器や、不要としか思えない兵器を毎年のように購入している。日本は米国の対日貿易赤字を縮小するために米国製の防衛装備品を購入している面があります」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)

 今月、ドイツ北部ハンブルクで行われた日米首脳会談でも、安倍首相はトランプ大統領に日米の貿易不均衡を改めて指摘され、戦闘機などの購入を強く求められる場面があったらしい。トランプによる兵器の“押し売り”によって今後、日本の防衛費はますますかさみそうだ。

 防衛省は来年度予算で、弾道ミサイル防衛(BMD)強化のため、地上配備型の迎撃システム「イージス・アショア」の研究調査費の増額を予定している。いざ調達となれば、日本全域をカバーするには2基で1600億円程度かかるとみられている。

 さらに、新型輸送機オスプレイの取得費用も来年度予算に盛り込まれる。最近、指摘され始めたのがオスプレイの護衛問題だ。

「同伴飛行するにあたり、ヘリでは遅すぎるし、戦闘機では速すぎる。そこで機体外部にミサイル装備などを備えた“武装オスプレイ”導入の計画が浮上しています。1機の値段はオスプレイの2倍、400億円近くするといわれています」(防衛関係者)

 上空から離れた地上の敵を攻撃できる“空対地ミサイル”の導入も来年度予算で検討されている。


「飛行速度がマッハ3以上の対艦ミサイル『ASM―3』と、射程約300キロの対地・対艦ミサイル『JSM(ジョイント・ストライク・ミサイル)』の関連経費が来年度予算に計上されます。今後、問題になりそうなのがJSM。最新鋭ステルス戦闘機F35に搭載でき、射程も長い。その気になれば北朝鮮の核施設に打撃を与えることもできてしまう。“専守防衛”に反しないかが問われることになると思います」(世良光弘氏)

 防衛省は毎年批判されている米国製の水陸両用装甲車「AAV7」を来年度も購入する予定だ。

「旧型のAAV7は最大速度が時速13キロと遅く、現代の戦場ではほぼ役に立ちません。最終的に52両を調達しますが1台が7億円もします。これぞ税金のムダです」(世良光弘氏)

 トランプとの“義理”で憲法違反や不要な兵器を買い漁るなんて言語道断だ。

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by amenbou | 2017-07-19 15:59 | 批評 エッセイ | Trackback | Comments(0)