メメントモリ

♫(伊東ゆかりの『小指の想い出』の節で)自分で噛んだ唇が痛い 昨日の朝の唇が痛い そっと唇を裏返したら 何度も噛んだ傷が腫れていた

梅田から帰って電車を降りて、あまりの暑さに売店で冷たい炭酸水を買い飲んだ。しかし、感触は麻酔が効いていない左半分だけ。右半分はボトルを感じないのだ。ふとその瞬間メメントモリを意識した。死とはこういうものではないのかと。
癌の末期で病室で横たわっていた母は、ぼくが見舞いに訪れると必ず冷たいオロナミンCを飲みたいとせがんだ。抱き起こし飲ませるが、よく飲めても半分だけで「あとは置いといて…」と小さく云った。痛みを抑えるモルヒネが効いているため、感触がなくなりつつあったし、意識も朦朧としていた。母の死の瞬間は、眠ったままで、ぼくがじぃっとみつめていた機械の心電図が波を打たず平行に流れたときに知った。
炭酸水を少しずつ飲みながら、ぼくは母の死の瞬間を振り返った。

ライター
彡★彡☆彡★彡☆彡★彡☆彡
みなみ あめん坊
FaceBook
★彡☆彡★彡☆彡★彡☆彡★彡


首相発言
「こんな人たち」民心離れ 支持率低下の決定打

【毎日新聞】2017.7.20 https://mainichi.jp/articles/20170721/k00/00m/040/019000c

c0018311_05303423.jpg


 安倍晋三内閣の支持率低下が止まらない。首相が東京都議選のさなか、秋葉原の街頭で口にした「こんな人たちに負けるわけにはいかない」が今なおじわじわと響いているのではないか。改めて考えた。「こんな人たち」発言が国民に与えたショックは何だったのだろう。【和田浩幸、小国綾子】

 「国民なめるな こんな人たち」。9日、東京・新宿。安倍政権退陣を求めるデモに首相の言葉をあしらったプラカードが多数登場した。政権を批判する人々の間ではもはや流行語だ。参加した女性は「国民に何言ってんねん、と腹が立ったので来ました」。14日、首相官邸前。脱原発デモに参加した神奈川県平塚市の無職男性(70)は言った。「首相は国民の中で批判的な勢力を『こんな人たち』と分断した。共謀罪の対象だと言い出しかねない」

 共同通信の今月中旬の世論調査で安倍内閣の支持率は35.8%、不支持率は53.1%。ツイッター上で「こんな人たち」に引っかけ不支持を表明する人が今も続出する。<国会が終わって支持率下がって「反省」とか言ってたのに批判されたら「こんな人たち」呼ばわり。「反省」も「丁寧な説明」も皆無>。不支持5割超えに<今朝、車ですれ違う人や駅で電車を待つ人や……ああ……今ここにいる半分以上が「こんな人たち」なんだと思ったら勇気でた>とも。

 米国在住の映画監督、想田和弘さんは10日、「こんな人たち」発言について<ヒラリーがトランプ支持者を「deplorable(憐れむべき人たち)」と失言したアレだ>とツイートした。

 テレビのバラエティー番組でも批判が聞かれるようになった。「再チャレンジ」という第1次安倍政権時代のスローガンに共感したという女優の高木美保さんは、番組で「政治家として、総理として民主主義や多様性の大切さを軽んじた印象があって、すごく悲しいものを見てしまったと思った」と語った。

 「悲しい」の真意を会って尋ねた。「国会中継のいいかげんな答弁のたびに、この国はこの程度なの、と悲しく思っていた。あの状況だったからこそ、民主主義を守ろうとする理想の姿を首相の中に見いだしたかったのに、政治家のトップにいる人が国民の批判を切り捨てた。あの瞬間、民主主義に大切な多様性が霧散するのが見えた気がしたんです」

 安倍首相の母校・成蹊大の加藤節名誉教授(政治哲学)は言う。「母校として首相就任当初は歓迎する声もあったが、今は『恥ずかしい』という声も上がる。森友や加計の問題で不信を積み重ねた揚げ句にあの発言で、首相支持層が溶け出している」

 都議選開票翌日に首相発言こそ自民の敗因と指摘したジャーナリストの江川紹子さんも言う。「過激な言葉を吐く政権の支持派も不支持派も敵を全否定する極論主義。そんな風潮の中で首相自ら国民を分断した。大多数の国民に残るのは根深い政治不信です」。敵を作り自分たちの存在価値をアピールする安倍政権の手法に保守層でも違和感が広がっていた--と見る。「政策で支持・不支持を決めていた人たちの心が今回の発言で首相から離れたのではないか」


[PR]
トラックバックURL : http://amenbou.exblog.jp/tb/26829480
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by amenbou | 2017-07-21 09:22 | 旅行 体験 | Trackback | Comments(0)