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☆彡★彡☆彡2015年4月3日★彡☆彡★彡

☆彡日本の新聞 戦意高揚させて日露開戦を煽って部数を伸ばした
(c) NEWSポストセブン 2015.03.27 07:00

 明治10年(1877)年2月に西南戦争が勃発すると、従軍取材を行った明治初期のジャーナリストたちにより日本の戦争報道が始まった。このときの時に虚実をない交ぜにした大活劇報道によって、新聞の戦意高揚報道が始まったと言われる。

 元毎日新聞論説委員で城西国際大学大学院客員教授の鈴木健二氏は、「西南戦争の教訓は2つある」と語る。

「一つは、政府と軍部の融通がなければ戦争取材ができないという形を作ったこと。融通された記者は当然、見返りとして政府軍寄りの記事を書きます。実際、東京日日新聞の福地(桜痴)は木戸孝允のコネを利用して軍内部に入り込み、西郷軍を『賊軍』と決めつけて、他紙に先駆けて政府軍の優勢をスクープし続けました。

 もう一つは、血沸き肉躍るような戦争記事が新聞の売り上げを如実に伸ばすことです。“戦争で太る”ことを知った新聞は西南戦争以降、民衆の戦意を煽る姿勢を強めます」

 1894年の日清戦争で各新聞は、「進軍喇叭(らっぱ)の武勇兵」などの忠勇美談で戦意を高揚させた。1904年の日露戦争では、むしろ多くの新聞が率先して開戦を煽り、なかでも朝日新聞は桂太郎首相を挑発する強硬論で部数を伸ばした。当初は開戦に反対していた「万朝報」や毎日新聞も売り上げの下落から、やがて開戦論に転じた。

 続く第一次大戦、日中戦争、太平洋戦争においても、ある局面を迎えると新聞が政府と軍部の「広報機関」に成り下がり、御用報道を続けたことはよく知られている。鈴木氏は、そもそも日本の新聞の成り立ちが原因だと指摘する。

「西欧社会で新聞は権力の不当な干渉や徹底した弾圧と文字通り命を懸けて戦い、長い時間をかけて言論の自由を勝ち取りました。

 一方、日本では近代化を急ぐ明治政府が新聞を『人智発明、開化要用』の道具として、国民国家を形成する手段として用いた。藩に属していた人々を日本の『国民』とするため、ナショナリズムの育成に新聞が利用されたのです。その点が西欧と決定的に異なる。政府の庇護下で育った日本の新聞にとって、権力から独立した言論の自由は建前にすぎず、体を張って死守すべき権利ではない。

 このため、戦時下では利益を優先して簡単に政府や軍部と一体化し、新聞自ら進軍ラッパを吹き続けたのです」

 第二次大戦終結から70年が経過し、戦争は遠くなったが、権力と新聞の関係は今も基本的に変わらない。政府機関や自治体、警察などでは記者クラブに囲われて、相も変わらぬ「発表ジャーナリズム」を続けている。

 そんな新聞の危険性について、鈴木氏が警告する。

「新聞ほど戦争に弱いものはありません。過去の新聞報道から明らかなように、いざ戦争が近づけば、新聞は政府に脅され、または懐柔され、あげく統制されて進軍ラッパを吹き鳴らします。その危険は今もなお続いているのです」

※SAPIO2015年4月号


★彡女子会はグチ・悪口・陰口のオンパレード。なぜ言ってしまうのか

(c) 女子SPA! 2015.03.26

<汚ブス研究家KENJIの「内面美人への道」Vol.17>

 ごきげんよう。汚ブス研究家・KENJIよ。この時期は、何かと不満がたまるのかしら。たくさんの女子会に出ていると、ぐち、グチ、愚痴がとびかっているわ。

 グチを吐いたところでなんの解決にも繋がらないとはわかっているけど、自分が抱えているモヤモヤや苛立をただ緩和したい。そのうち、グチがエスカレートしていって、やがて悪口や陰口へと発展してしまうのです。グチ・悪口・陰口を口にする人は、何かしら不満を抱えている。けれども、現状を改善したいのかというと、どうやら違うようです。

「人を悪く言えるほど自分は立派か」と考えてみる

 そもそも、他人の悪口を言えるほどの、その自信はどこから沸き上がるのでしょうか。あなたの会社、学校、プライベートでこんな人を見かけませんか。

・自分の意見が常に正しいと思っている人。
・常に上から目線な人。
・それなりに地位や名誉も手に入れていると“思い込んでいる”人。

 たしかに、人として自信を持つことはとても大切ですが、度が過ぎるのは問題です。例えば、誰かから相談を持ちかけられた時に、あなたがアドバイスのつもりで発した言葉が、エラそうに聞こえて相手を不快にさせていることもあるのです。

 つい他人の悪口を言ってしまう人は、もしかしたら本当の自信があるのではなく、自分の感情をコントロールできない不器用な人なのではないでしょうか。

あなたが陰口を言ったと、必ず本人に伝わる

汚ブス研究家・KENJI
400回以上の女子会に呼ばれたKENJIです!
 また、相手を同じレベルに引きずり降ろそうとして、グチ・悪口・陰口を持ちかけてくる人もいます。でも、そんな誘いには絶対に乗ってはいけません。なぜならば、“壁に耳あり、障子に目あり”で、あなたの発言が誰かに伝わるかもしれないからです。飲み会はもちろん、会議室や壁の薄いビジネスホテルだって、隣の部屋に話が漏れてしまっているかも。

 これだけは、言えます。自分が発した悪口は、本人の耳へ“鮮度が悪い状態”で必ず入ってしまいます。

「自分はそんなつもりで言ったんじゃなくて……」

「そんな言い方してないけど……」

 もう手遅れです。“口は災いの元”なのです。言ってしまったら覆すことはできません。

グチ・悪口・陰口を言わない人になる練習

 あとで言い訳をするぐらいなら、グチ・悪口・陰口を口にしない人に、生まれ変わってみてはいかがでしょうか。

<美ーナスエクササイズ・5つの考え方>

・減点方式をやめて、加点方式を取り入れる
・「こんな人もいるな」と、やりすごす
・「相手は自分ではない」と肝に命じる
・他人のグチや悪口、陰口を聞かないようにする
・「良い言葉も悪口も、自分に返ってくる」と思え

~KENJI美タミン注入?

「相手から信用される人になるには、絶対に他人のグチや悪口、陰口を言わないこと」。

 スッキリするのは、言っている“一瞬だけ”です。そんな言葉を口にしている自分が、周りからどう見えているか、よく考えてみましょうねっ。


☆彡PL学園野球部の廃部は規定路線 室内練習場取り壊しの情報も

(c) NEWSポスト 2015.03.25.07:00

 センバツ開幕を目前に、4月からも指揮を執るはずだった名門PL学園野球部の監督を務める校長・正井一真(67)が突然解任され、部員や保護者にも衝撃を与えているという。新監督には、PL教団職員で金沢北教会長などを務めた原加寿雄(53)が就任すると報じられている。

 初めて正井に話を聞いたのは、昨年夏に大阪大会決勝で敗れ、新チームが始動した直後のことだった。すでに「校長監督」として1年が過ぎていたが、まだ戸惑いを見せていた。

 「野球部とのかかわりはKK(桑田真澄、清原和博)の時代に、ブラスバンドの曲の選定など応援指導を行なったぐらいです。まさか65歳を過ぎて、野球のユニフォームを着るとは思ってもいませんでした(笑い)」

 なぜ学園の責任者として正式な監督を決められないのかと質問すれば、母体である教団(パーフェクトリバティ教団)と、現場の部員や保護者との板挟みに遭う悩ましい心情を吐露していた。

「後任の監督にも信仰心が求められますし、教団の意をある程度、汲んでもらえる方でないといけません。生徒には申し訳ないですが、現在は適任者が見つかるまで“待ち”の状態です」(証言は本誌2014年9月5日号でレポートした)

 昨年10月に、来年度からの部員募集停止を発表すると、一転して正井はだんまりを決め込み取材を受け付けなくなった。

 状況を総合的に判断すれば、もはや野球部の廃部は既定路線だ。学園は新入部員を募集しないだけでなく、1959年に寄付されてグラウンドにした土地の返還を教団から求められ、隣接する室内練習場の取り壊しがすでに決まっているという情報もある。

 プロ野球のキャンプ取材に訪れていたOBに聞くと、「室内練習場が取り壊されることは聞いています」と明かした。

 しかし現役野球部員の保護者は「まったく知りません」という。やはり教団および学園と野球部との間には深い溝がある。

 正井は取材に応じず、代わって校長となる草野裕樹(現教頭、元野球部長)を自宅前で直撃したが、こちらもノーコメントだった。
(文中敬称略)

●柳川悠二氏(ノンフィクションライター)と本誌取材班





★彡NHK 9時の大越キャスター更迭は官邸の意向! 安倍お気に入り美人記者も協力?
(c) LITERA 2015.03.27.

 安倍政権のメディア支配が限度を超える域にまで達してきた。テレビ朝日の人気報道番組『報道ステーション』で「I am not ABE」と発言した元経産官僚の古賀茂明氏が官邸の猛抗議を受け、同氏を起用し続けたプロデューサーともども“粛清”されることになったことはすでに当サイトでも報じたが、こんどはNHKの看板番組『ニュースウオッチ9』である。

 同番組で5年間、キャスターを務めた大越健介氏が今日で降板するのは既報のとおりだが、実はこの人事、「安倍官邸の意向」によるものだったというのである。23日発売の「週刊現代」(講談社)が〈左遷! さらば、NHK大越キャスター エースはなぜ飛ばされたのか〉というタイトルで舞台裏を詳報している。

「まさに青天の霹靂でした。NHK局内の現場でも、誰もこのタイミングで大越さんが降りるとは思っていなかった。まさに異例のキャスター交代ですよ」


 同記事は、そんな記者の言葉から始まる。NHKでは毎年秋ごろ、幹部による「キャスター委員会」という会議が開かれ、各番組の次年度のキャスターを誰にするかが話し合われる。春の番組改編でキャスター交代の可能性があれば、ここでリストが挙げられ検討される。昨年秋の委員会では『ニュースウオッチ9』のキャスター人事は俎上にすら上がっていなかった。

 それが昨年暮れ、総選挙で自民党の圧勝が決まったころから雲行きが怪しくなった。大越氏は12月のある日突然、上層部から呼び出され、降板を言い渡された。なぜこのタイミングなのか、もう少しやらせて欲しいと食い下がったが、幹部は聞く耳を持たなかったという。一組織の人事とはいえ、視聴者からの好感度も高い人気キャスターを、こうも強引に切ってしまっていいのだろうか。

 “大越おろし”の原因はいうまでなく、ニュースの間にはさむコメントが「安倍官邸のお気に召さなかった」ということらしい。とはいえ所詮はNHKの番組である。いくら大越氏が従来のNHKの枠を越えた「モノを言う」キャスターだったとはいえ、“歯に衣着せぬ”といった物言いではなく、ごくごく当たり前の内容を穏当な言葉で話すだけだった。例えば、大越氏は事故後の福島第一原発サイトに過去6回、足を運んでリポートをするほど原発問題に関心が強かった。昨年2月に訪れた際には、次のような言葉で締めくくった。

「(原発)再稼動の申請が相次いでいますが、自然ははるかに人間の想定を超える力を発揮しうるという教訓に立ち、慎重な上にも慎重な安全確認が行われなければならないでしょう」

 これだけだ。反原発でも何でもない。また、一部報道では大越氏がブログで原発再稼動に慎重な姿勢を見せていたことが問題視されたとの指摘があるが、実際に調べてみると、〈原発事故の教訓はどうなったのか〉〈(福島原発事故は)原子力の安全神話を崩壊させ、技術への過信に大きな警鐘を鳴らした〉といった程度の記述だった。
 昨年7月には原発の件とは別に 、大越氏のコメントにNHK経営委員会で当時経営委員だった安倍晋三首相の盟友、百田尚樹氏が噛みつき、ネットで炎上しかかったことがあった。大越氏は、在日コリアン3世の結婚観のリポート後、次のように発言したのだ。

「在日コリアン1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に強制的に日本に連れて来られたり、職を求めて移り住んで来た人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきたという経緯があります……」

 いったいどこが問題なのか分からない人も多いと思うが、「強制的に連れて来られた」というのがNGワードだったようだ。百田氏はNHK理事に向かって、「日本が強制連行したと言っていいのか。証拠はあるのか。NHKとして検証したのか」と執拗に迫ったという。いずれにしても、一般の人にとってはごく当たり前の発言も、安倍政権や安倍一派の琴線に触れると「許せん」となるらしい。前出の「週刊現代」の記事にもこんな証言が紹介されている。

〈ある大手紙政治部記者が語る。
「安倍首相は公邸か自宅で9時のニュースを見ることが多いのですが、大越キャスターの話すことがいちいち癇に障るみたいです。一度、私が公邸で同席したときには、大越さんがコメントを始めると舌打ちして『また始まったよ』とぼやいていました」〉

 そして、記事はこう分析する。

〈戦後70年という節目を迎える今年は、安倍談話の発表があるし、集団的自衛権についても議論が白熱するだろう。官邸にとってみれば、そんなデリケートな時期に、大越氏のような人材は目障り以外の何物でもない〉

 なんともケツの穴の小さい話である。こうした「官邸の意向」は逐一NHK上層部に伝えられ、選挙圧勝を合図に一気にコトが動いたようなのだ。官邸とNHKの間には菅義偉官房長官と籾井勝人会長のホットラインの他に、さまざまなレベルのパイプがある。そして、今回の人事のキーマンならぬキーウーマンだったのではないかといわれているのが、政治部で大越氏の後輩だった同局のエース記者といわれる岩田明子解説委員である。

 1970年生まれ、東大法学部卒の才女で、地方局での駆け出しの頃から特ダネ記者として鳴らしていた。テレビで観たことのある人も多いと思うが、スラッとして、元宝塚の天海祐希似と評判の美人だ。小泉政権下で安倍首相が官房副長官だったときに番記者となったのがきっかけで安倍氏に食い込み、いまや「安倍首相にもっとも近い記者」「自宅にも出入りできる数少ない記者のひとり」として知る人ぞ知る存在だ。同僚記者はこう語る。

「番記者時代に安倍さんの私邸の近くにマンションを買って引っ越すほど仕事熱心で、 週刊誌に“安倍ストーカー”と書かれたほど。政権中枢がネタ元としか思えないスクープをバンバン取ってきたのはいいのですが、安倍さんの退陣直後は頬がそげ落ち、激ヤセするほどの心労でした。もちろんいまは安倍さんの復活とともに元気になり、表舞台でも活躍するようになりました」
 岩田氏の“復活”をまざまざと見せつけたのが、2013年10月に放送されたNHKスペシャル『ドキュメント消費税増税 安倍政権 2か月の攻防』だ。番組冒頭は「NHKのカメラが今回初めて総理大臣執務室に入りました」というナレーションで始まって、安倍首相が消費税増税についてどんな覚悟と勇気を持って決断したかが描かれた、完全な政権ヨイショ番組だった。

 記者として取材対象に食い込むことはもちろん大事だが、岩田氏の場合、露骨な安倍応援団、あるいは指南役になってしまっていた。最近は解説委員として顔出しで政治解説をすることも多いが、安倍政権にネガティブな情報が出ると、さりげなくフォローのコメントをはさむシーンがたびたびだ。先の「週刊現代」には、元政治部記者のこんなコメントが出ている。

〈「あくまで報道は中立であるべきと考える大越さんは、以前から岩田さんの取材姿勢を疑問視していました。逆に岩田さんは、大越キャスターのコメントのしかたに不満がたまっているようです」〉

 その岩田氏が今回、確執もあいまって大越おろしに動き、官邸の意向を伝書鳩のようにNHK上層部に伝えていたのではないかといわれているのだ。

 いずれにせよ、こうしたさまざまなチャンネルからの圧力によって、大越氏を疎んじる空気がNHK内部に共有され、今回の降板人事につながっていったのは間違いない。

 もっとも、当の大越氏は降板が発表されて以降は吹っ切れたのか、むしろ絶好調だ。2月25日の放送では村山富市元首相にインタビューし、戦後70年の安倍談話を牽制してみせた。そして、同日付のブログには〈安倍総理は、村山談話をどう引き継ぐのか。(中略)全体的に引き継ぐとしながら、村山さんが言うキーワードを使うかどうかは霧の中だ〉と書いた。

 3月25日の放送では、辺野古基地建設を巡って沖縄と安倍政権が真っ向対立する中、自ら翁長雄志知事と菅官房長官の双方に個別インタビューをして、それぞれの言い分をいっさいのコメントなしにそのまま出した。翁長知事の「日本の0.6%の土地である沖縄に、米軍基地の74%を押し付け続け、さらにまた沖縄県の民意に反して新たな米軍基地建設を強行する。私は自民党、保守の政治家として日米同盟の重要性は認めるが、こんなことをしていたら、その日米同盟が危うくなる」というコメントに菅官房長官はまったく反論できていなかった。

 今日の最終回、大越キャスターはいったいどんな内容の解説をして、どんなコメントを発するのか。もちろん、大越氏はNHKを退職するわけではないので限界はあるだろうが、ジャーナリズムの独立性を守るためにも最後の一刺しをぜひ期待したい。
(野尻民夫)

☆彡官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!
(c) LITERA 2015.02.16.

 古賀茂明氏といえば、元経産官僚ながら歯に衣着せぬ批判で知られる評論家。とくに昨年9月に『国家の暴走 安倍政権の世論操作術』(角川oneテーマ21)を上梓してからは「安倍政権による“軍事立国”化を食い止めよ!」と“反安倍”の姿勢を鮮明にしていた。

 その古賀氏が、定期的に出演していた『報道ステーション』(テレビ朝日系)のコメンテーターを3月一杯で“更迭”されることになった。

 かねて安倍官邸から敵視されていたため、いつかこんな日が来るのではないかと心配されていたが、直接のきっかけと見られているのが先月1月23日の放送だ。「イスラム国」による人質事件の最中でほとんどのメディアが政権批判を控えているなか、敢然と、しかも痛烈かつ的確な言葉で安倍晋三首相の外交姿勢を批判したのだ。

 古賀氏の論理は明快だった。

〈日本政府は、2人の日本人が人質に取られ、後藤健二さんに関しては身代金を要求されていることを事前に知っていた。「人命第一」に考えるなら、いちばん大事なことは犯人を刺激しないこと。10億円、20億円程度なら官房機密費ですぐに払える。1月に首相の中東訪問を控えているなら、それまでに解決しておくこともできた。にもかかわらず、それをしないでわざわざ「イスラム国」を刺激するようなパフォーマンスを繰り返し、「『イスラム国』と戦う周辺国に2億ドル出します」と宣戦布告のようなことを言ってしまった。これは「イスラム国」の側からすれば交渉の余地なしということになる。だったら、宣伝に使うか、思いっきりふっかけてやろうということになったのが今回の事態ではないか。
 ではなぜ、安倍さんは人質が取られていることを知りながら挑発的な言動を繰り返したのか? それは、「後藤さん犠牲になっちゃうかもしれないけど、でも、もっと大事なことがある」と判断したのだと思う。では、安倍さんにとってもっと大事なこと、何が第一だったのかというと、「イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入れて欲しい」ということだ。しかし、アメリカやイギリスと一緒になって空爆を(安倍さんはしたいけど)するわけにはいかない。だから人道支援ということにしたわけだ。ただ、この人道支援はあくまでも「『イスラム国』と戦うための支援ですよ」ということをアピールしたくて、ああいう言い方になったと思う。
 ただ、我々はやはり「日本は戦争をしない国なんだ」というところにもう一度、立ち返らなければいけないと思う。安倍さんは「有志連合に入りたい」と願っているかもしれないが、日本は憲法もあるし、できないはず。それが今回、安倍さんの発言によって日本の良いイメージが逆の方向に行ってしまった。日本という国は「アメリカの正義」を正義と思い込んでいるんじゃないか? アメリカやイギリスと一緒なんじゃないか? そういうことが世界に発信されてしまい、「イスラム国」にも利用された。しかし、我々は「いや、そうじゃないんだ」と言うべきだ。「日本は戦争をしない国だし、日本を攻めてこないような人たちを一方的に敵だなんて思いませんよ」と、もう一度、世界にアピールしていく必要がある〉

 そして、こう言い放ったのだ。
〈“私はシャルリー”っていうプラカードを持ってフランス人が行進しましたけど、まぁ私だったら“I am not ABE”(私は安倍じゃない)というプラカードを掲げて、『日本人は違いますよ』ということを、しっかり言っていく必要があるんじゃないかと思いましたね〉

 時間にしておよそ7分。この“演説”に官邸がどれほど激怒したことか。放送中から番組関係者の元には数分と置かず抗議と思しき電話が入った。しかしオンエア中なので出られず、着信だけがずらりと残り、官邸のイラつきの激しさがわかったという。そして、あまりに電話に出なかったため、最後は怒りのメールで締めくくられた。テレビ朝日関係者がこう話す。

「官邸からダイレクトに局の上層部にも連絡があったと聞いています。さまざまなルートでプレッシャーをかけてきた。『古賀に何を言わせてるんだッ』『発言を止めろ!』って。いつもは番組終了後に反省会があるのですが、あの日はそれどころではなかったですね」

 それにしても、「抗議」というのはどういう了見なのだろう。古賀氏は古賀氏の責任において、今回の事態に対する自らの見解を述べたに過ぎない。しかも、テレビで顔出しをして。人質解放の交渉の余地があったのになぜしなかったのか? 人質が取られていると知っていながらなぜ相手を刺激するパフォーマンスを繰り返したのか? 一国民として誰もが抱く疑問を口にして、元官僚の知見からそれに対する解説を述べただけだ。それが政権にとって都合の悪い内容だったから、国民に知られてはマズイ内容だったから、抗議をしたというのだろうか。

 いずれにしてもこの一件で、4月以降、古賀氏の姿は『報ステ』から(おそらくテレ朝全体から)消えることになった。すぐに降板とならなかったのは、3月一杯の出演日をあらかじめ決めていたからだ。テレ朝幹部はこの間の古賀氏の出演日には、どんな言葉が飛び出すか固唾を飲んで見守っているという。当の古賀氏自身は相変わらずだ。2月13日の放送でも「先進国のなかで原発が安いと言っているのは日本だけ」と、健在ぶりを見せつけていた。

 実は、今回の古賀氏“更迭”は、本サイトがしばしば指摘してきた官邸による「報ステ潰し」の一環のようなのだ。というのも、“粛清”は古賀氏だけではなさそうなのだ。いま局内で囁かれているのが、メーンキャスターの古舘伊知郎の信頼が厚く、これまでの『報ステ』路線を支えてきた番組統括の女性チーフプロデューサー、そして古舘と絶妙なコンビネーションワークで視聴者に人気のあったコメンテーターの恵村順一郎氏(朝日新聞論説委員)の2人が、古賀氏と同時に4月から“粛清”されることが決まったという。先のテレ朝関係者が言う。

「チーフプロデューサーは『報ステ』の前身の『ニュースステーション』時代からディレクターを務めてきた人で、安倍政権に限らず歴代与党からの圧力にも臆することなく『報ステ』路線を貫いてきた。古舘さんや恵村さんが自由にコメントできたのも、彼女の存在が大きかった。それだけに、上層部が官邸サイドから『あの女プロデューサーをなんとかしろ』と言われているという噂はずっとあった。その意味で、今回の人事はあまりにわかりやす過ぎ。4月以降、番組の雰囲気はガラリと変わるかもしれません」

 この“粛清人事”を主導しているのは、これも本サイトが何度も書いてきた、安倍首相→見城徹(幻冬舎社長)→早河洋(テレビ朝日会長)ラインだといわれている。
 安倍首相のマスコミ対策指南役ともいわれる幻冬舎の見城社長は現在、テレビ朝日の放送番組審議会委員長を務めていて、審議会の席でもしばしば『報ステ』とコメンテーターの恵村氏批判を繰り返していたという。

 一方、開局以来、朝日新聞社の支配が続いていたテレ朝で史上初の生え抜き社長となった早河会長の悲願はテレ朝の「脱朝日新聞化」だ。朝日新聞の不祥事が続いたこの機に乗じて、一気に達成したいという思惑がある。

 この二人が安倍首相の手先となって、いよいよ反原発や政権批判を続ける報ステの“改革”に乗り出したということらしい。

 安倍首相が人質事件の対応であれだけの下手を打っておきながら内閣支持率が下がらないどころか上昇しているのは、NHKを筆頭にテレビが政権にとって「不都合な真実」をほとんど伝えていないからだ。これは、再登板した安倍首相が前政権時代の教訓で早くから報道各社の幹部と会食を繰り返すなどして、メディアを手なずけることに成功したからだ。

 これで『報ステ』が安倍政権の軍門に下れば、日本のテレビ翼賛体制はますます強固になるだろう。『報ステ』にはなんとか踏ん張ってほしいと思うが、状況は絶望的といわざるをえない。
(田部祥太)

ライター

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Commented by amenbou at 2015-04-03 17:03
再放送のハナシで恐縮だが、雫井脩介原作の火の粉のTVドラマ(2005年/土曜ワイド劇場)をみた。古賀茂明氏を報道ステーションから引き摺り降ろした黒幕としてその名があがっている幻冬舎(見城徹)刊だけあって最悪の警察礼賛ドラマだった。口直しにこれまた再放送の『相棒2』をみた。こっちは鬼の監察官・大河内が実は同性愛者で、そのために事件が混迷するという警察が嫌がるネタで、われらが杉下右京が解決するというスッキリな結末だった。
Commented by amenbou at 2015-04-03 20:07
今日から始まった統一地方選挙で、条件反射で反応することは、この季節に日本酒は飲むなということだ。亡父は議員だった。出陣式~開票まで、選対は“酒漬け”一色だ。全国一斉だから粗悪な酒が蔓延していた。マッサンの三級酒(原酒5%以下)どころではない代物が横行していた。時代は流れても本質は変わらないことだろう。
by amenbou | 2015-04-03 00:00 | ニュース・メディア・映画 | Trackback | Comments(2)

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